<中日7-6阪神>◇20日◇ナゴヤドーム

 阪神金村曉投手(32)が大乱調で初黒星を喫した。立ち上がりから制球が定まらない。甘く入ったボールを4度もフェンスオーバーされた。2回は先頭に5番和田を迎え、左翼ポール上部に直撃する先制ソロを浴びた。さらに二塁打、2四球に味方エラーが絡み、2点目を献上した。3回には6番中村紀に右越え3ラン。そして5回は4番ウッズ、5番和田に連発を許した。序盤の大量失点で流れを悪くし、5回7失点で降板した。

 久保チーフ投手コーチ、中西投手コーチは、不振の原因について口をそろえた。「コントロール」。ベースの四隅を使う投球が売りだけに、制球の乱れは致命傷だった。今季3度目の登板でも猛虎初勝利ならず。代わりに黒星を手にし、本人も猛省した。「真っすぐが走っていなかった。だからフォークも使えない。次までにしっかり調整して、チームに貢献できるようにしたい」。1軍昇格後、2試合は好投。失敗を経て、次戦で真価が問われる。