ソフトB貯金数ワーストで前半戦ターン
<ソフトバンク2-5日本ハム>◇29日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンクが、球宴前の前半戦を貯金2の「3位」で折り返した。2位日本ハムに2連敗。95年に王監督がダイエー監督に就任し、初の貯金ターンに成功した97年以降では、ワーストの前半戦貯金数。王監督はこの日の敗因を一身に背負った。「いやいや、こういう試合になるとは思わなかったけどね。選手がどうこうではなく、それを起用した監督の責任だから」。初回にわずか1死、4四死球で降板した陽の投球を、責めることはなかった。
初回の5失点がすべてだった。杉内が背中の張りを訴え先発を回避し、3年目の陽をプロ初先発に抜てき。「打たれたならあれだけど、本人が一番、悔しいんじゃないかな」と王監督。逆転はできなかったが、後半戦への収穫もあった。2番手でスクランブル登板した高橋秀が5回2/3を投げ、1失点。2回以降は1安打投球で、王監督「先発を任せられるような投球だった。次回からはそういうことも考えて」と、杉内、和田が抜ける五輪期間中の先発起用を示唆した。
球団も後半戦に向け、動いた。今季の補強期限となる31日を前に、竹内COOが第8の新外国人選手獲得への最終交渉のため、28日に緊急渡米した。「ほかのチームはどんどん積極的にやってるね。うちはどうしても守れる人を探すから狭まっちゃう」と王監督。球団は長打力のある3Aの外野手にターゲットを絞って調査を進めてきたが、竹内COOの渡米で交渉は最終局面を迎えたもようだ。
試合後にはミーティングを招集し、選手に後半戦の発奮を促した。「今も話してきたけど、3人がいなくなるから気合を入れて頑張っていかないとね。彼らが戻ってくるときに十分、チャンスがある位置にいないと」。首位西武に5・5ゲーム差。残り46試合での逆転は、決して不可能ではない。【中村泰三】
[2008年7月30日10時42分 紙面から]
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