<オールスター:全セ11-6全パ>◇第2戦◇1日◇横浜
オールスターゲーム第2戦は1日、横浜スタジアムで行われ、全セが11-6で全パを下した。今年は1勝1敗で、通算成績は全セの68勝74敗8分け。最優秀選手(MVP)には3安打3打点の中日荒木雅博内野手(30)が選ばれた。
ロッテ成瀬は、まさかの不名誉記録を持って日本代表に合流することになった。2回を投げて11安打8失点。球宴の最多被安打9本を更新するワースト記録となった。初めこそ速球中心も、途中からは変化球を織り交ぜるが全セの打線を止められなかった。「あの通りですよ。真ん中に集まってしまい、いいコースにいっても球に力がないから打たれた」。お祭りの球宴の結果とはいえ、北京五輪で星野監督の起用法に少なからず影響を及ぼしそうだ。
悪い原因について成瀬は「自分の独特のリズムで投げられていないし、制球もいまひとつ。原因は自分だけでは正直よく分からない。ビデオを見て、いろいろな人から話を聞いて学んでいきたい」と話した。故障が気になるところだが、5回に1度マウンドに行った全パ梨田監督が「故障じゃないか確認しに行ったのだが、そうではないと言っていた」と否定した。次の投手が、肩に不安を持つ楽天田中だったこともあり、早めの交代もできなかった。
技術的な修正とともに、精神的な影響も心配される。だが、成瀬は「不安に思うだろうけど、いい勉強になったと思う。(五輪前の)最後に悪いところが全部出たと考えたい」と、前向きに話した。初対戦ではタイミングの取りにくい左腕で、昨年12月のアジア予選では韓国戦に先発した経験も持つ。金メダル獲得には絶対に欠かせない戦力。残り少ない時間だが、何とか修正する必要がある。【飯島智則】



