北京五輪で不本意な成績に終わった中日岩瀬仁紀投手(33)と川上憲伸投手(33)が、今後の登板が白紙であることを示した。24日、北京から帰国。千葉・成田市内のホテルで日本代表の解散式後、東京都内のチーム宿舎に入った。

 岩瀬は「これからの予定はわかりません。正直、自分に疲れがあるかどうかさえわからない」と話した。北京五輪では4試合に登板して3敗、防御率11・57。「切り替え?

 そうだね…。切り替えてやらないといけない」と、自分に言い聞かせるように話した。

 川上は慣れない中継ぎでチーム最多の5試合に登板。4試合は無失点で切り抜けたが、23日の米国との3位決定戦では4失点して敗戦投手となった。今後はチームをクライマックス・シリーズに導くエースとしての投球が求められるが「次の登板がどうなるか。今後の予定は首脳陣と話し合って決めることになると思います」と慎重だった。