<広島4-3横浜>◇10日◇広島

 5連勝中だった横浜三浦に約4カ月ぶりの黒星がついた。今季最多の5四球を与えるなど制球に苦しみ、広島に逆転を許した。右肩の張りによるファーム調整期間があったものの、5月28日以来となる敗戦投手だった。三浦は「先頭打者を出し過ぎた。真っすぐの制球が悪く、カウントを取りたいところでストライクが取れず野手のリズムを崩してしまった」と反省を口にしていた。

 9日は吉見の投打にわたる活躍で連敗を止めた。エースで連勝したいところだっただけに、大矢監督は「三浦もいいときばかりではない。何とか打線がカバーできればよかったが、非常に残念だった」と悔しがった。三浦は「今日の反省を生かし、次は今日のようなことがないようにしたい」と雪辱を誓っていた。