NEXT

 YEAR!

 広島のコルビー・ルイス投手(29)が8日、米国に帰国する。この日、横浜市内の宿舎で改めて「来年もカープでやりたい」と発言。「新球場で投げたい」と早くも来季へ思いを馳せた。取材に応じた後、ルイスは「NEXT

 YEAR!」と笑いながら手を振った。また、アレックス、シーボル、シュルツも8日帰国する。

 3位に届かなかったが、最後までCSを争ったシーズンが終わった。帰国を控えた15勝右腕はさわやかに、笑顔で充実の1年を振り返った。

 ルイス

 チームは最後までいい戦いができたと思う。自分は初登板(3・29中日戦)では失敗したが、結果的にいいシーズンだったよ。帰国してまずはリラックスしたい。来月からトレーニングに入るよ。

 本人はすでに「残留希望」を打ち出しており、球団幹部はこの日改めて「もちろん、その方向(残留)」と話した。これから球団と代理人による契約交渉が始まる。米球界復帰を希望した場合は、本人の意思が尊重されるが“相思相愛”である以上、来季の残留は決定的だ。

 ルイス

 契約に関しては、まだ何の情報もない。代理人から話があってからだね。1番に考えるのは家族のこと。今年、私の家族は広島で快適に過ごすことができた。いい形で、日本で生活できたよ。

 来年の本拠地は新球場。右翼100、左翼101、中堅122メートル。両翼91・4の広島市民球場よりかなり広い。ルイスは今季178イニングで被本塁打は12本。ほぼ15イニングで1本だが、広島市民球場で6本被弾している。

 ルイス

 カープに戻ってきたい。来年は新球場になって広くなるしね。

 待ち切れない様子でそう話すルイス。初めての日本での1年。26試合で15勝8敗、防御率2・68という数字を残した。6日現在、防御率1位だが、ヤクルト石川が猛追しており、タイトルは厳しい。それも全く意に介さない。

 ルイス

 自分が気にしているのは投げた試合でチームが勝つこと。数字は契約の時の材料になるだけ。欲しいタイトルもこれといってない。

 日本でやりにくい打者も対戦チームもなかったという。自分の投球を貫き、右ひじ痛で1カ月半離脱したにもかかわらず、エースとしての役割をまっとうした。新球場のマウンドに上がる背番号11をファンは心待ちにしている。【網孝広】