<阪神4-1中日>◇12日◇スカイマーク
虎の韋駄天(いだてん)が今季最終戦で、球団史に残る金字塔を打ち立てた。赤星憲広外野手(32)は果敢に走った。四球で出塁した4回、関本の初球に仕掛けて二盗に成功すると、遊撃への内野安打で出塁した7回にも俊足を飛ばした。二塁を陥れて、今季41盗塁目をマーク。吉田義男氏(日刊スポーツ客員評論家)が持つ球団記録の通算350盗塁に並んだ。
「塁に出て走るというのを1年間やって、それの積み重ね。350と言われてもピンと来ないです。盗塁王を取れなかったのが悔しいですね」。V逸しても、攻撃的な機動力を見せた。
7回には二盗した直後に三盗にも挑戦。アウトになったが、リーグトップを走るヤクルト福地に並ぶため全力を尽くした。最終的に1差及ばず、05年以来のタイトル奪取はならなかった。それでも前を向いて言う。「チャンスはまだあるわけで、生かさない手はない。精神的にいい形でクライマックスシリーズに入れるかどうかです」と、みずからを奮い立たせていた。




