ソフトバンクがバント成功率10割に挑戦する。宮崎秋季キャンプ3日目の29日はバントの集中講座を“開講”。投手と捕手の中間点と一、三塁線沿いに白線で囲んだベストゾーンをつくり、約70分間球を転がし続けた。立花打撃コーチは「1発で成功するように。バントは絶対に出る、逃げられないサイン。打つのは3割でいいけど、バントは7割でなく100%にしたい」と熱っぽい。打撃マシンから球が出る前には「ランナー一塁、一、二塁」などとかけ声が飛び、より実戦をイメージ。失敗すれば「1発で!」とコーチや仲間からはっぱが飛んだ。
リーグ優勝した西武は198本塁打の強打が目立つ一方、犠打成功率(ファウルと空振りは含まず)も同1位の8割6分6厘を記録した。ソフトバンクの犠打成功率は同5位の7割6分8厘で、「決定力」の差も最下位になった要因の1つと言える。秋山監督は「今後も?
バントを含めたチームプレーはやる。今のうちにやって自信をつければいい」と継続課題とした。
体力強化、技術向上を掲げる秋。1日1000スイングのノルマと同時に小技磨きの時間もたっぷりと割き、キャンプ第1クールはこの日で終了。秋山監督は「みんな一生懸命に取り組んでくれた。(練習中に)遊ぶ時間はないしね」と、まずは及第点を出した。最下位からのチーム再建。取り組むべきテーマは数多い。【押谷謙爾】




