阪神はライアン・ボーグルソン投手(31)と来季契約を結ばないことが濃厚となった。長身右腕の去就に関しては、指揮官の考えが反映される。真弓明信監督(55)が7日、実力に懐疑的な見方を示した。「先発でいくと、イニングが足りない。5回ぐらいで乱れている。それがスタミナか球種か分からないが、(来日から)2年たって伸びてきていない」。試合の中盤で打ち込まれる傾向は今季も改善されなかった。先発ローテーションを任せるには、信頼を欠いている。

 ウィリアムス、アッチソン、リーソップの残留が内定。来季の外国人登録は野手2、投手2の配分を理想にしている。「投手を4人抱えるのは、しんどい。2人がファームに行くことになるかもしれないし」と真弓監督は言う。ボーグルソンの中継ぎ起用に関しても否定的だった。「リーソップのピッチングを見ていると、伸びしろがあるように見える。先発で行けるかもしれないし、抑えでも力がある。リーソップの可能性にかけたいという意見の方が多い」。ただ放出した場合に他球団が獲得に乗り出す可能性が高く、対戦相手として手ごわい存在になる恐れもある。10日の編成会議などで慎重に協議を重ね、最終決定する方向だ。