セ・リーグの09年度日程が12日、発表された。来季から現在建設中の新球場で本拠地を迎える広島は来年4月10日の中日戦で「こけら落とし」の試合を行う。09年は同3日巨人戦(東京ドーム)から開幕。同7日からの2カード目は阪神と甲子園で対戦する。上位2チームと戦ったあとの3カード目が新球場のオープニングになるだけに、勢いをつけて迎えたいところだ。

 また、来年6月17日には現在建設中の広島・三次市内の三次運動公園野球場で公式戦(楽天戦)を主催。1万6000人を収容し、両翼100メートル、中堅122メートルの広さになる。今年3月までに完成予定。同市内でプロ野球の公式戦が行われるのは、52年ぶり。同市役所は「三次はもともと野球熱の高いところです。野球を核にして、いろんなスポーツが盛んになればいいですね」と説明した。

 来年7月7、8日には新潟で阪神戦を主催。新潟での試合は90年5月27日のヤクルト戦以来、18年ぶりになる。