松坂先輩、宮崎でも、高知でも、西武第2球場でも、どこでも使ってください!

 西武が、レッドソックス松坂大輔投手(28)の来春キャンプ参加を熱望した。出場が確実視される来年3月のWBCの調整の場として、古巣の施設を自由に使用できる特権を用意。WBC候補の涌井、岸ら若手選手にとっても、生きた教材としてプラスになることは間違いない。球団を挙げて「日本のエース」を万全の態勢で迎え入れる考えを示した。

 前田球団本部長

 こちらは、いつでも受け入れる準備があります。来年の春季キャンプは宮崎と高知で行う予定ですが、本人の希望があれば、やりたいところでやってほしい。むしろ、来てほしい。若手の手本になるし、助言をしてくれたらなおさらありがたい。キャンプ期間に限らず、自主トレの段階から、うちの施設を自由に使えるようにしたいと思っています。

 来年は3月のWBC出場を見据え、松坂の始動が例年より早まることは確実だ。1月は西武第2をどうぞ。2月のキャンプインからは宮崎でも高知でも。そして2月15日からのWBC合宿に万全で臨んでもらおう、との考えだ。

 西武からも、日本代表の第1次候補の中には、若手を中心に複数の選手が選ばれている。第1次候補に入っている23歳の岸は「春先はいつも調子が良くないんですよね」。3月にピークを合わせた経験がなく、戸惑いもある。早め早めの始動を心がけ、万全のコンディションで、第1回WBCでMVPに輝いた松坂の調整法は、最高の生きた教材にもなる。「盗塁王」片岡も「できたら、話を聞いてみたいですね」と大先輩のキャンプ参加を熱望した。

 松坂を尊敬する涌井、中島らは北京五輪を経験したが、第1回WBCには参加していない。独特の雰囲気を知る経験者のアドバイスほど、貴重なものはない。