怪物が来季の“相棒”をじかにオーダーメードする。日本ハム中田翔内野手(19)が今月中にも、岐阜県養老町のミズノテクニクスのバット工場を訪れ自分に合ったバットを特注することが3日、分かった。マリナーズ・イチローやヤンキース松井秀喜のバットもつくり「現代の名工」に認定され黄綬褒章を受章したプロバットマイスター久保田五十一氏も在籍している。

 中田は「(実際につくっているところを)見てみないかと言われたので、行けるなら行きたいと思いました。楽しみです」と笑顔を見せた。今季は軽いバットを求めて担当者に注文を重ね、グリップも「細すぎると扱いづらい」と自らテーピングをして握りやすさを求めるなど工夫を重ねたが、理想の1本に出会えなかった。工場に直接足を運べばこれまでの苦労が一気に解消される。

 1年目は1軍未出場に終わった。“アニキ”であるダルビッシュからは「(来季も)厳しいんじゃないですか、たぶん」ときついゲキを受けたばかり。飛躍の2年目とするために、究極の1本を見つけ出す。