「ムネリン道場」で飛躍じゃ!
広島天谷宗一郎外野手(25)が、来年1月にソフトバンク川崎宗則内野手(27)と宮崎県内で合同自主トレを行うことが4日、分かった。3年目の恒例行事。プレースタイルの似た“先輩”から極意を学び取る考えだ。前日3日には福井県内のゼット社バット工場を訪問し、今季より20グラム重い900グラム前後の「重量型バット」を発注。レギュラーに定着するためにも、打撃のレベルアップを図る。
新春のトレーニングが、一流への登竜門になる。今季台頭した天谷が来年1月に、球界屈指のリードオフマン川崎と合同自主トレを実施。ステップアップするためにもトップレベルの野球哲学を吸収する考えだ。
天谷
僕のレベルに合わせて話してくれる。(川崎が別個で合同自主トレを行うマリナーズ・イチローとは)もっと複雑なことを話していると思います。来年で3年目。聞く質問のレベルも上げていかないと。
これまでも打席に入るときの心の持ち方や練習方法など多くのヒントを得てきた。来年も1月10日ごろから宮崎県内で「川崎道場」に弟子入り。“先輩”は、WBCや五輪など、国際試合の出場も豊富。その経験が生きるのは間違いない。また近年、川崎はイチローと合同練習を行い、一挙手一投足を学んできた。間接的にではあるが「メジャー流」を学ぶ機会にもなる。
自身も福井商時代に「北陸のイチロー」の異名を取ってきた。プロ7年目の今季は打撃も開花。自己最多の135試合に出場し、103安打をマークした。アレックスの退団も決まり、外野の定位置を狙うチャンスだ。「(穴を)埋めるというよりレギュラーをとりたい」と意気込んでいる。
新たに09年の「勝負バット」も発注した。前日3日には福井県内のゼット社バット工場を訪問し、今季よりも20グラム重くした約900グラムの「重量バット」をリクエスト。シーズン終了後に内田打撃統括コーチからアドバイスを受けており、グリップ部を従来よりも太くしたタイプを製作した。
天谷
強い打球を、と思っています。(外野手の)間を抜ける、本塁打よりも二塁打や三塁打。1年間使ってもらって、来年は勝負の年。(今季は)135試合出たといっても、半分くらい守備固めですから。
スキは見せない。俊足巧打のプレースタイルを生かし、広くなる新球場に即した打撃を追い求める。【酒井俊作】




