楽天田中将大投手(20)が7日、12月下旬に控えた契約交渉での年俸アップに控えめな姿勢を見せた。この日、Kスタ宮城の室内練習場で「オロナミンC
野球教室」に参加した田中は「更改?
ダウンでしょ」と自らに辛口の査定をつけた。昨年はチームトップの11勝に新人王を獲得。球団史上最高のアップ率となる300%増の年俸6000万円(推定)を勝ち取った。だが今年は右肩痛で2軍落ちもあり9勝止まり。強気で押した昨年と違い、今年はあっさりサインしそうだ。
自己評価はダウンでも、実際とは違う。北京五輪で約1カ月間チームを離れたものの、先発24試合は岩隈に次いでチーム2位。先発ローテの柱として投げ続けた。チーム最終戦となったソフトバンク戦でも9回無失点と好投し、5位浮上の舞台をつくった。大幅増こそ期待はできないが、球団側の査定は決して低くはないはずだ。
大台達成は日本のエースの称号ともなる。高卒4年目までに1億円に到達したのは過去に西武3年目松坂(レッドソックス)、日本ハム4年目のダルビッシュの2人だけだ。来季期待どおりの活躍でチームを悲願のAクラスに導けば、1億円を超える選手の仲間入りも見えてくる。「1億円?
来年頑張ればですかね」。高額年俸はスター選手の証し。この日指導した野球少年に夢を与える1億円プレーヤーになるためにも、来季は納得いく結果を出す。【小松正明】



