阪神ドラフト1位指名の奈良産大・蕭一傑投手(4年=日南学園)が、今年3月開催の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)台湾代表の1次候補45人の中に入っていることが12月31日、分かった。

 蕭は11月5日に台湾棒球協会から代表候補入りの打診を受け、11月中旬には、12月に台湾で行われた代表合宿への参加を打診されていた。入団発表などの所用も重なり、最終的に参加を見送ったが、代表監督が「(実際に)見たい」と話すなど評価は高い。すでに数段階の絞り込みを終え、現時点で45人が生き残った形。虎のドラ1は最終メンバー入りに向け、第1関門を突破したといえる。

 今後、1月の代表合宿(オーストラリア)に前後して、さらに候補選手の絞り込みが行われる見込み。その後、最終メンバーに選ばれれば、3月の本大会で世界の舞台に立つことになる。

 100%の状態でWBCにのぞむため、蕭は着々と準備を進めている。大学のグラウンドで体を動かし続け、12月26日からは大阪府内のスポーツ広場で自主トレを開始。野球専用のグラウンドではないが、地面に土を盛った即席ブルペンを事前に用意してもらい、投げ込みを続けている。「(中日)山井さんや(横浜)桑原さんの話を聞いて、肩を作っておかないといけないと感じたので」。奈良産大の先輩からレクチャーを受け、この日もブルペンで約50球を投げるなど精力的に汗を流した。タテジマでの争い、そして世界の舞台に立つために。新人右腕の勝負が始まる。

 [2009年1月1日11時17分

 紙面から]ソーシャルブックマーク