楽天岩隈久志投手(27)田中将大投手(20)が、久米島キャンプ中の2月12日に紅白戦で今季初実戦に臨む。WBCの1次候補に選ばれている2人にとっては、3月5日に開幕する東京ラウンドまでの貴重な実戦登板。岩隈は「ちゃんと投げられるように調整したいと思います」と意欲を見せた。日本代表の首脳陣が視察するとなれば、2月15日からの代表合宿前に、最終メンバー入りへ絶好のアピールの場となりそうだ。
サムライジャパンの一員となるためにも、2投手はハイペースの調整が必要だ。この日、自主トレの視察にKスタ宮城を訪れた杉山投手コーチは「最終メンバーに残るためにも、12日までに70、80%ぐらいにしないといけない」と、例年以上に早めの仕上がりを求めた。現在、岩隈は仙台、田中は千葉でじっくり自主トレを重ねている。だが日本代表の強化試合はわずか4試合。数少ない実戦で結果を出すには、万全に近いコンディションづくりが必須だ。
04年アテネ五輪以来の日本代表選出が確実視される岩隈でも、恥ずかしい投球は見せられない。昨年は2月11日の紅白戦で初登板し、2回6安打5失点と打ち込まれた。さらにオープン戦でも調子が上がらず、一時は開幕投手の座も危ぶまれた。本人は「今のペースで(12日には)間に合うと思います」と話したが、すきを見せない内容こそ周囲も期待するところだ。念願のジャパンのユニホームに向けたマウンドまで、もう1カ月を切った。【小松正明】
[2009年1月19日8時5分
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