新外国人投手のサバイバルが2月から始まる。横浜沖縄・宜野湾キャンプで新入団のグリン、ウォーランド、マストニーの3投手がそろってブルペン入り。助っ人としては早めの調整を見守った杉本投手コーチは「調整の意味合いが強いけど、2月の練習試合から投げさせる」と17日から始まる対外試合に登板させる意向を示した。

 先発枠の争奪レースとなる。同コーチは「2月中の練習試合で投げないのは三浦と(工藤)公康だけ」と、ベテラン2人以外は早い段階で実戦マウンドを踏ませ調整を進めるプランを話した。昨季、最下位に低迷した大きな要素は“投壊”にある。工藤、三浦以外は横一線で競わせ、全体の底上げを目指す。

 大矢監督は3人の外国人投手に「ブルペンは早くて次のクールからと思っていたが、チームに溶け込みたい気持ちが強いみたいだ」と目を細めた。ハマの大逆襲が実戦練習から始まる。

 [2009年2月3日7時53分

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