WBC日本代表から落選した広島栗原健太内野手(27)が、チームに再合流した。サンマリンでの巨人戦が雨天中止になり、急きょ組まれた紅白戦では紅組「4番一塁」で先発出場。6回2死二塁で左翼ポール際に今季初アーチとなる2ランをたたき込み、ショックを吹き飛ばした。「久しぶりに、いい感じでね。僕らしい打球というか。少しずつ上がってきたし、あとは打ち損じを少なくしたい」と課題をあげた。チームの09年実戦第1号をマークし、4番の存在感を示した。昨年10月に右ひじの手術を受けたが、1回には本塁送球で三塁走者を刺すなど、上昇気配だ。

 [2009年2月25日8時32分

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