<オープン戦:横浜3-1楽天>◇17日◇小田原

 楽天内村賢介内野手(23)が17日、横浜とのオープン戦で8試合ぶりの安打に4試合ぶりの盗塁を決め、1軍残留をアピールした。5回2死から四球で出塁すると、警戒される中で楽々と二盗。9回には右前打を放ち4打席中、3度出塁した。「頑張らないと(2軍に)落ちちゃうんで」と必死な若手が、当落線上で持ち味を発揮した。

 何が何でもしがみつく。育成出身のハングリー精神は、2年目に入っても変わらない。昨季は俊足を買われ、シーズン後半は準レギュラーにまで昇格。今季も二塁手のレギュラーと期待されたが、極度な打撃不振で評価を下げた。野村監督も「内村を使うかは半々だな」と、起用を決めかねている。本人も「今の打撃は小学生レベル。早く中学生ぐらいにならないと」と不振脱出に、もがいている。

 俊足のくせ者タイプは、野村監督の好み。それだけに1日でも長く監督の前でアピールしたい気持ちは人一倍強い。「これで少しは首がつながりましたかね」と、久々に出た結果に笑顔を見せた。シーズン開幕まで残り3週間足らず。念願のレギュラー取りに向け、1打席も無駄にはできない。【小松正明】

 [2009年3月18日11時50分

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