<阪神2-4広島>◇9日◇甲子園

 4打席とも走者を置いた場面で打順がまわり、無安打1併殺に終わった阪神新井貴浩内野手(32)は、試合後にベンチ裏で約15分、バットスイングを繰り返した。前日の試合で、4番金本が3本塁打7打点。この日は第1、第2打席ともに金本が四球で歩かされ、気負ったのか「力みですか?

 うーん、何もない」。金本の後を打つ重圧を聞かれると、しばらく考えこんだ後に「ないです」と口にした。自分への怒り、悔しさが試合後のバットスイングに現れたようで、10日からの巨人戦については「頑張ります」と力強く語っていた。

 [2009年4月10日11時23分

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