<西武2-4日本ハム>◇17日◇西武ドーム

 悔やまれる1球に西武涌井秀章投手(22)が表情をゆがめた。2回1死一塁。打者高橋への2球目は、捕手細川が要求した内角を攻め切れなかった。真ん中139キロシュートを左翼席に運ばれた。「いい投手相手に先制点を許してはいけない」。同い年のライバル、ダルビッシュとプロ4度目の対決に敗れ、通算3敗目となった。

 7回9安打4失点。3回には稲葉に中前への適時打、4回にも高橋に適時打を許した。追い込んでからの決め球に威力がなく、ここ一番の制球が甘くなった。「今日は防げる失点が多かった」と言葉を詰まらせた。

 前日の福岡遠征中には「向こう(ダルビッシュ)はWBC燃え尽き症候群でしょうから」と、ライバルの現状を推測して勝利への自信をみせていた。実際にダルビッシュの調子もいまひとつだったが、先に降板する結果となった。渡辺監督は「序盤の4点は重かった。涌井の調子は悪くなかったが、同じ打者(高橋)に打たれたところは反省点」と、敗因を振り返った。【山内崇章】

 [2009年4月18日7時23分

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