労組日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)は27日、今季の年俸調査結果を発表した。開幕日に選手会に所属する支配下選手738人を対象にした調査で、ほとんどの外国人と育成選手は含まれない。平均年俸では、阪神が88年の調査開始以来初めて、5794万円で1位となった。昨年まで14年連続で1位だった巨人は3位に後退した。

 阪神は金本、矢野らベテラン選手が健在であることに加え、藤川、新井らの年俸がアップしたことも影響したようだ。巨人は上原、二岡らの移籍で平均額が約900万円下がった。ただし外国人を加えた場合、李承■、ラミレス、クルーンら高額選手を多く抱える巨人が平均年俸1位になることは確実とみられる。※■は火へんに華

 [2009年4月28日7時44分

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