<中日0-2広島>◇5日◇ナゴヤドーム

 竜に新たな天敵出現!?

 中日が広島3投手の継投の前に5安打完封された。5回2死までノーヒット。その後は5安打を放ったがタイムリーが出ず、8回2失点の先発朝倉を見殺しにした。森野、ブランコ、和田の主軸も計5三振と精彩を欠いた。広島戦は今季4試合目で、早くも3試合目の完封負け。昨年13勝9敗2分けの相手にこれ以上やられるわけにはいかない。

 最後はクリーンアップがねじ伏せられた。2点を追う9回裏。マウンドには広島のストッパー永川。3番森野が148キロの内角球に見逃し三振に倒れ、4番ブランコはフォークに空振り三振。5番和田は147キロ直球で右飛。子ども連れのファンが目立つナゴヤドームは大きなため息に包まれた。「何もねえな。あるようなゲームじゃねえ。好きに書いといて。以上」。落合監督は会見をわずか5秒で切り上げた。

 打てなかった。広島先発大竹に翻弄(ほんろう)された。5回2死までノーヒット。ストレートに力負けし、昨年投げていなかったチェンジアップに簡単にひっかかった。リズムを狂わせられ、救援陣にもひねられた。3打数0安打の森野は「大竹は去年より制球がよくなっている。球威はいいものを持っていたけど思い切って投げられている」と分析。4打数0安打の和田も「全体的にちょっとやられている。打たないといけない」と話した。

 広島戦は今季4試合目だが、3戦連続完封負けとなった。4月11日に前田健に5安打に封じられ、翌12日は篠田に4安打に抑えられた。この日は継投の前になすすべなし。昨年13勝9敗2分と勝ち越したはずが、やられっぱなしだ。打線の調子が悪く、相手に自信を持って投げられている。田中監督付スコアラーは「各コーチが対策については話している。向こうが思い切りきているのか、こっちが消極的なのかはわからない」と言葉をしぼり出した。

 連勝で返済してきた借金も3に逆戻り。石嶺打撃コーチは「(広島との)ゲームは明日もあさってもある。がんばらないと」と前向きだった。このまま苦手意識を定着させるわけにはいかない。【村野

 森】

 [2009年5月6日10時31分

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