<広島3-5中日>◇27日◇マツダスタジアム

 “太陽の恵み”を生かせず、広島が手痛い1敗を喫した。

 2点リードの3回、先頭赤松の打球は平凡なセンターフライ…。しかし、中日藤井は太陽が目に入ってボールを見失い、ラッキーな二塁打となった。これをきっかけに喜田の内野ゴロで3点目をゲット。赤松は「(藤井のプレーは)この球場での守備に慣れていないからでしょう」と指摘した。

 マツダスタジアムは、デーゲームだと外野の守備位置からまともに太陽が目に入る。夏場を迎え、高く上がった飛球は太陽の光の中に消えてしまう。選手は濃い目のサングラスをかけて守っているが、赤松は「まともに太陽が目に入ったら、サングラスをしていても見えません」という。捕球の際には体をななめに構えること対応。実際、2回には藤井の中飛を捕るときに太陽と重なったが、半身に構えることで事なきを得ている。「太陽の位置も時刻によって変化しますから、捕球体勢も変わってきます。その点はビジターとホームの差が出たのかも知れませんね」と赤松。

 だが、太陽の恵みともいえる幸運な1点も、4回に大竹が2発被弾してあっという間に同点。さらに失点を重ねてリーグ戦再開後2連敗。5月31日以来の借金2に転落した。

 ブラウン監督は「相手がチャンスをくれたのに序盤のいろいろなチャンスを生かせなかった。このチームは苦労しながらチャンスをつくり、点に結びつけるのがスタイル。(中日のように)2分ですぐに同点に追いつけるようなチームじゃない」と自嘲(じちょう)気味に振り返った。地の利も生かせず敗れ、表情はさえなかった。【高垣

 誠】

 [2009年6月28日12時21分

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