阪神ジェフ・ウィリアムス投手(37)が29日、大阪市内の病院で「左肩関節炎」と診断され、1週間の投球禁止が言い渡された。この日、1軍選手登録を抹消された。27日横浜戦(甲子園)で左肩に痛みを感じていたという。セットアッパーとして、ここまで防御率3・38と不安定な投球が続いていた。この日名古屋入りした真弓監督は「左肩に(痛みが)あるみたい」と降格理由を説明した。

 首脳陣は代役として同じ左腕の江草を指名。ここまでチーム2位の30試合登板を果たし、前回26日横浜戦(甲子園)では2回打者6人すべてを空振り三振に仕留め、前々回20日楽天戦(甲子園)から数えて7者連続三振を継続している。山口コーチは「江草に頑張ってもらって、江草のところは筒井に入ってもらう形になると思う」と話した。アッチソンを含めた「AEF」で当面は乗り切ることになる。

 [2009年6月30日12時13分

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