首位決戦のマウンドで11年ぶりの快挙を成し遂げる。日本ハム八木智哉投手(25)が4日、球団では98年の金村(現阪神)以来となる、開幕7連勝をかけてソフトバンク戦(函館)に先発する。2位ソフトバンクとのゲーム差はわずか1・5。連敗すれば首位陥落の危機だが「それを意識したら負けですから。自分の投球をします」と力を込めた。
今季はここまで無傷の6連勝と白星を重ねた。エース・ダルビッシュに続く勝ち星を挙げ、首脳陣の信頼も厚い。梨田監督は「八木は安定している。いくら相手がいい打線と言っても、ウチの方がチーム打率だっていいし、点を取れば勝てる」。開幕当初とは違い多村、オーティズらが名を連ねる強力打線が相手でも、復調した06年の新人王左腕に大きな期待を寄せた。
1年に1度しかない函館での地方試合。3日の練習に姿を見せた八木は、すぐにマウンドに上がって傾斜を確かめた。札幌ドームに比べるとかなり低い独特のマウンドだが、「全然普通ですよ、大丈夫。(札幌)円山(6月10日横浜戦)でもやっているので気にならないです」と心強い。
港町のため強い風も吹くが、プロ入り以来、屋外球場では15試合で11勝1敗、防御率2・18とチーム一の“アウトドア派”に不安はない。「(ソフトバンクの)打線もよくなってますけど、いつも通り頑張ります」。5月10日から守る首位の座は、そう簡単には譲らない。【本間翼】
[2009年7月4日10時32分
紙面から]ソーシャルブックマーク




