<中日5-4巨人>◇5日◇ナゴヤドーム

 巨人は先発した内海哲也投手(27)が4回5失点でKOされ、追い上げ届かず惜敗した。立ち上がりから球威、制球ともなく、2回に犠飛などで2点を失い、3回にはブランコに適時打、4回には谷繁に2ランを浴び、被安打10のつるべ打ちを食らった。自身の中日戦は昨年から6連敗。チームはリーグ戦再開後初めて同一カードで負け越した。

 ブランコに適時打されたチェンジアップは、直前に空振りさせたボールより甘く、高めに入った。谷繁の本塁打は、カウント0-1からベルト付近への136キロ直球だった。「自分のピッチングができなかった。ボールが高かった?

 分かりません」と肩を落とした。硬くて高いとされるナゴヤドームのマウンドに、不調の一因がありそうだ。

 内海は下半身の粘りを最大限に利用する投球フォームで、比較的土がやわらかい東京ドーム、甲子園のマウンドを好んでいる。「修正できなかった?

 はい。バランスが狂った?

 はい」。これでナゴヤドームでの通算成績は2勝7敗、防御率5・59。中日打線対策だけでなく、敵地マウンド対策も急務となった。

 打線は中日先発の川井を5回につかまえ、4点を奪った。M・中村、豊田の救援陣が2イニングを無失点で接戦に持ち込んで、セットアッパー越智、山口の登板を回避させた。原監督は「内海は今年初めての中日戦で、相当な気持ちで臨んだだろう。だが結果が出なかった」と話し、それ以上責めることはなかった。2試合連続の逆転負けとはなったが、この3連戦はすべて接戦。敵地でオレ竜の猛追は許さなかった。【宮下敬至】

 [2009年7月6日8時29分

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