<中日12-1ヤクルト>◇14日◇ナゴヤドーム

 中日打線が天敵ヤクルトを粉砕した。打線にリズムを与えたのは、3番の森野将彦内野手(31)だ。1回1死一塁。カウント2-0から村中のカットボールをはじき返した。打球は右翼フェンスを直撃。一塁走者の荒木が一気に本塁に走り込み先制のホームを踏んだ。鮮やかな先制劇。森野は「低めだけは手を出さないようにと思っていた。特にヤクルトにはやられているし、先制点が欲しかった」と、満足げに振り返った。森野が火を付けた打線は打者一巡の猛攻で5安打5得点を挙げ、結局、16安打12得点と打ちまくった。この試合まで4勝11敗と大きく負け越していたヤクルトを寄せ付けず完勝。貯金は今季最多の「21」となった。

 中日ナインがセ・リーグの個人タイトルを独占している。打撃、投手部門で記者投票以外で表彰される11部門のうち現在、10部門でトップ。3安打4打点の活躍で打点トップに立った森野は「打点はチームが勝つために必要ですからね。でも1番(井端)、2番(荒木)のおかげ」と強調した。これで首位巨人に1・5差と再び迫った。オレ竜の勢いは止まりそうにない。【桝井聡】

 [2009年8月15日9時17分

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