<中日1-3ヤクルト>◇16日◇ナゴヤドーム
重苦しい雰囲気をかき消した。ヤクルトは、1点リードの9回に守護神・林昌勇が被弾し一時同点とされたが、延長10回の武内の決勝適時打で2位中日に競り勝った。連敗を4で止めた高田監督も「よう勝ちました」と、安堵(あんど)の表情で大きく息を吐いた。
6回に25イニングぶりの適時打で先制も、2回と3回の一、三塁の好機をつぶすなど、嫌な流れの連続だった。それでも先発由規投手(19)が「先に点を与えないことだけを考えていました」と粘りの投球。プロ入り最多122球で8回無失点の好投がカンフル剤となった。
10回2死一、三塁から右前へ決勝打を放った武内が「由規が頑張っていたので勝ちたかった」と話せば、全力疾走での投前内野安打から決勝打をおぜん立てしたガイエルも「一生懸命やることでいい方向へとつながって行く」と、連敗阻止へチームが1つになっていたと強調した。
CSで対戦する可能性のある中日に12勝6敗とし、今季の負け越しがなくなった。6勝目も初完封もお預けとなった由規だが「チームが勝つことができたことがうれしい」と、上位争いに踏みとどまる勝利をと笑顔で喜んでいた。【松本俊】
[2009年8月17日9時3分
紙面から]ソーシャルブックマーク




