<ヤクルト3-1横浜>◇27日◇神宮

 ヤクルトが、4番青木宣親外野手(27)の決勝弾で5連勝を飾った。同点の6回無死一塁。横浜エース三浦から右越えに14号2ランを放った“新主砲”は「(みんなが)打ってほしい展開で打てて、最高の一打でしたね」と、あふれんばかりの笑顔で振り返った。

 デントナの不振で、21日広島戦から4番に座った。この日まで打点はゼロだったが、4割を超える打率で「つなぐ4番」としてチームの勝利に貢献してきた。一転、この日は試合を決める値千金の1発。本人も「特別な一打でしたね」と、役割を果たして満足げだ。

 青木は「4番は特別。まさかプロで打つとは思っていなかったし、やっぱり気分的にいいですよ」と、高校や大学で味わうことのなかった重圧の掛かる打順を存分に楽しんでいる。淡口打撃コーチも「好機をつくれるし、得点機で(走者を)かえせる。適任じゃないかな」と太鼓判を押した。

 3月のWBCで活躍を見せたが、激闘の疲れもあってか開幕直後から不振が続いた。5月には打率が2割2分台まで落ち込み、7月にはスタメン落ちも経験。シーズン終盤に来てようやく打撃が上昇気配となり「今は精神的にも、体もいい状態で、自信を持って打席に立てている」と話した。

 青木が4番に座ってから、チームは初戦こそサヨナラ負けも、以降5連勝。28日からはCS進出を争う阪神と神宮で3連戦。新主砲は「直接ダメージを与えられるし、勝ってCSへ行きたい」と意気込んだ。【松本俊】

 [2009年9月28日8時22分

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