<ヤクルト7-1阪神>◇28日◇神宮
高田ヤクルトが4位阪神との直接対決3連戦の初戦に快勝、6連勝で1・5ゲーム差に広げた。先発高木啓充投手(26)は6回2/3を1失点で3連勝、4番青木宣親外野手(27)は3打数2安打2打点と好調だ。29日阪神に勝てば、クライマックスシリーズ(CS)進出マジック「6」が再点灯する。
ヤクルトが、4位阪神との直接対決第1戦を制した。高田監督は「ずいぶん(9月前半に)連敗したけど。勢い?
6連勝だからね」と、悲願のCS進出へ大きく前進する1勝に笑顔だ。
1点差に追い上げられた7回に突き放した。四球で出塁した福地が二盗、三盗に成功。持ち味の機動力で勢いを呼び込むと、途中出場の吉本と青木の連続適時打などから一挙5点を奪って、相手の反撃意欲を断ち切った。前日に続いて貴重な適時打を放った4番青木も「一気にたたみ掛けていこうと思っていた」と胸を張って喜んだ。
チームを1つにまとめるプレーがあった。3回1死満塁の先制機で、宮本は遊ゴロ併殺を阻止しようと一塁ヘッドスライディング。アウトになり、負傷退場という大きな代償も背負った。だが、6回に中越えへ先制2点適時二塁打を放ったユウイチは「あのプレーで、若いぼくらが100%以上のものを出さないといけないと思った」。ベテランの勝利への気迫と執念が、ベンチのムードも熱くした。
昨年4月から7連敗と苦手にしていた相手エース安藤を攻略して、3連戦の先手を奪った。宮本の負傷に加え、相川も左背中の痛みを訴えて途中交代し、主力2人の29日からの出場は微妙な状態。指揮官も「試合の途中から明日からの試合を考えてしまった」と明かし、白星街道をひた走る中でも悩みは尽きない。
29日勝てば、8月23日に消滅して以来となるCS進出マジックが「6」となって再点灯する。総力戦で虎の猛追を振り切っての快勝に、同監督も「このままの勢いで、みんなでカバーして頑張っていければね」。高田ヤクルトが、CS進出へさらに前進する白星奪取へ猛進する構えだ。【松本俊】
[2009年9月29日8時38分
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