<ヤクルト5ー0阪神>◇8日◇神宮
阪神新井貴浩内野手(32)が、大一番で先制点を献上するタイムリーエラーを犯した。3回1死二塁の場面で青木の三塁線へのゴロを捕球。体をひねって一塁に投げたが、ワンバウンド。一塁手ブラゼルも捕球できなかった。ボールが一塁側ファウルゾーンを転々とする間に、二塁走者宮本の生還を許した。記録は新井の失策で、今季10個目はCS進出を争う大詰めでの致命傷になった。
新井は、帰りの通路でエラーに関する質問を受けて、無言だった。前日7日広島戦と合わせて2試合連続の適時エラーとなった。2ケタ失策は07年以来2年ぶりの屈辱。両軍無得点という重要な場面でのミスで試合の主導権を失った。
久慈守備走塁コーチは「はっきりすべきところだった。ワンバウンド(送球)ならワンバウンド、ノーバウンドならノーバウンド。大事なところでああいうのが出るとやっぱりこういう結果になる」と指摘した。
新井は「明日、思い切ってやるだけです」と今日9日のヤクルトとの最終戦を見据えた。「明日は新井が取り返してくれる」と久慈コーチは言った。過去を悔やんでも、時間を巻き戻すことはできない。死力を尽くして、144試合目に勝つしかない。【益田一弘】
[2009年10月9日11時16分
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