楽天の主砲が日本シリーズ切符を約束した。21日から始まる、日本ハムとのクライマックスシリーズ(CS)第2ステージ(札幌ドーム)に向け19日、楽天がKスタ宮城で練習を再開。2本塁打4打点でCS第1ステージ突破に大きく貢献した4番山崎武司内野手(40)が「日本シリーズのチケットを持って帰ってきたい」と仙台のファンに宣言した。チームは20日、決戦地の札幌に乗り込む。
日本シリーズという晴れ舞台を地元仙台で-。CS第1ステージで絶好調だった山崎武の言葉は、自信に満ちあふれていた。「(第1ステージの)勢いのまま札幌に乗り込んで、また仙台に戻ってくる」。ポストシーズンで40代選手として初めて2本塁打をマークした主砲は、この日もフリー打撃で快音を鳴らした。
相手の弱点も徹底的に突く。日本ハム・ダルビッシュがCS登板を断念したことについて「彼は日本のエース。うちにしてみればプラス材料です。そういったことに、つけ入らないと勝てない」と山崎武。武田勝、藤井ら左腕で仕掛けてくるとみられる日本ハムに対し「そんなに嫌じゃない。ダルビッシュが出てくる方が絶対に嫌」と話すように、相手エースの欠場を、精神面でプラスにする。
地元ファンへの思いも強い。CS第1ステージでは連日2万1000人超(定員2万3000人)の観衆が集まった。16日に生中継したNHK仙台放送局では、瞬間最高33・2%と高視聴率を記録。「ファンの前で、もう1度、試合をすることが恩返し。そのために日本シリーズのチケットを持って帰ってきたい」と山崎武。史上初の日本シリーズ東北開催を誓った主砲が20日、勇躍、決戦の地へ乗り込む。【三須一紀】
[2009年10月20日12時11分
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