右肋(ろく)軟骨挫傷のためリハビリ中の広島末永真史外野手(28)が20日、廿日市市内の球団施設内で負傷後初めてマシン打撃を再開した。今後、1軍秋季練習に合流し、26日から始まる宮崎・日南秋季キャンプに参加する「復帰プラン」も現実味を帯び始めた。
感触を確かめながらスイングを繰り返した末永は言う。「(力加減は)8割くらい。走る、守ることに関しては問題ない。何とかキャンプに行ければと思うのですが」。今季はシュアな打撃を披露し、実力を発揮した。9月10日のヤクルト戦(神宮)では2点を追う9回に逆転3ランを放つなど、勝負強さを見せつけていた。しかし、右わき腹の痛みを訴えて、同21日に登録を抹消。3軍(リハビリ部門)でケアに努めた。
今季はプロ最多の73試合に出場。打率こそ2割7分9厘だが、得点圏打率は4割8分7厘をマークした。球団関係者が「上(1軍)に行っても制限しながらやらないといけない」と説明するように、決して万全の状態ではないが、日南で合流できれば、新任の野村謙二郎監督に存在感をアピールできる利点もある。
17日に発表された秋季キャンプの参加メンバーに名を連ねているが、故障していることもあって、帯同は流動的だった。末永は「3年くらいずっと出続けないとレギュラーとは言えない。ケガなしでやれたシーズンはほとんどありませんから」と話す。来季はプロ11年目。レギュラーどりを果たすためにも、まずは南国行きを目指す。【酒井俊作】
[2009年10月21日12時3分
紙面から]ソーシャルブックマーク



