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騒動渦中の吉見が先発6回2失点/CS

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<セCS第2ステージ:巨人5-4中日>◇第3戦◇23日◇東京ドーム

 オレ竜が絶体絶命のピンチに立たされた。中日は2点リードの8回に浅尾がまさかの3失点を食らい、逆転負け。吉見一起投手(25)にドーピング規定違反の疑いが浮上する中、一時は勝ち越しながら、終盤の勝ちパターンが崩れ、巨人に王手をかけられた。落合博満監督(55)は「何もない。当たり前の質問? 聞くな。するな」と、多くを語らず。うすら笑いを浮かべながら、帰りのバスに向かった。

 騒動の渦中にいた先発吉見は、周囲の雑音をピッチングで封印しようと、必死に腕を振った。プロ初の中4日。負けられない戦いで粘り強く投げ続けたが、6回に悪夢は訪れた。2死からラミレスに真ん中高めの直球を右翼席に運ばれ、1点差に迫られると、さらに、続く亀井にも逆球となったフォークをまたも右翼席に運ばれ、まさかの同点。マウンドでしゃがみ込み、ガックリとうつむいた。

 7回に打線が2点を勝ち越したが、逆転負けの結果に、試合後は報道陣に「何もないんで…。こられても困ります」と、珍しく強い口調で取材を断った。それだけ、悔しさがこみ上げていた。だが、もう後はない。オレ竜が日本シリーズに進出するためには、残り3戦を勝つしかない。

 [2009年10月24日9時35分 紙面から]


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