広島野村謙二郎監督(43)は恩師三村敏之氏(享年61)の葬儀で、新監督としての決意を新たにした。喪主の洋子夫人から「頑張ってください」と声をかけられ、改めて「三村さんの考えを選手に伝えて、カープらしい野球を続けて行かなくては」と語った。

 阪神金本が弔辞の中で「自分はきつく突き放して育てられた」と故人に感謝の気持ちを述べたことに触れ「三村さんは人の性格を見抜いて奮い立たせる術に長けた素晴らしい方でした。僕の場合はほめられ、乗せられてうまくなりました」と振り返った。監督に就任し、選手を指導する立場になった。「僕も三村さんのように選手を育てたい」とイズム継承を誓った。

 「辛いけれど、三村さん流に言えば“はよ切り替えな”ですね。気持ちを切り替えて、天国の三村さんに笑われないように、頑張っていきたいです」と前を向いた。現役時代「無理かなというときに手を差し伸べてくれた」という恩師に報いるには、カープを強くするしかない。【高垣

 誠】

 [2009年11月8日11時51分

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