日本ハムのターメル・スレッジ外野手(32)が日本最優先を明言した。9日、家族とともに米国に帰国。新千歳空港で取材に応じ「できることならファイターズに残ってやりたい」と残留を第1に掲げた上で、メジャー復帰希望を聞かれ「今は米国は考えていない。来年も日本に帰ってきたい」と口にした。

 現役メジャーとして来日し、今季が2年契約の最終年。残留希望も、推定年俸1億3500万円などの条件面で交渉難航が予想される。来年5月にはエミリア夫人が第2子を出産予定。「子どものために大きな家を探して引っ越すよ」と米国でのオフを見据えたが、代理人を通じて来季の“拠点”も探す。

 [2009年11月10日9時38分

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