ロッテ小林宏之投手(31)が18日、来季から抑えに転向することを明らかにした。千葉マリンで秋季キャンプ終了後に「やりがいがあるし重要なポジション。多少不安はあるけど、ブライアン(シコースキー)がいないのでやるしかないでしょう」と話した。17日に、今季8勝を挙げた守護神シコースキーの退団が決まった。先発にこだわりを持っていたが、チーム事情もあり、この日に西本投手コーチから通達されて気持ちを固めたという。

 「調整法は分からないので(小林)雅やんに聞いてみたい」と、かつて“幕張の防波堤”と言われた守護神にアドバイスを求めたい考えだ。西村監督も「肩ができるのが早いし、器用な選手ですからどこでもこなせるでしょう」と話した。リリーフ投手としてプロで頭角を現し、今季も6年ぶりに救援登板しているだけに新たな役割で完全復活を目指す。

 [2009年11月19日8時56分

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