最強打線でスタートダッシュを切れ!
阪神真弓明信監督(56)が25日、開幕ダッシュをV奪還のノルマに掲げた。この日、兵庫県内で「タイガース杯ゴルフ」に参加。今年は4月終了時点で11勝11敗1分けのイーブンに終わり、波に乗れないシーズンを送った。これを反省材料に、開幕から全力疾走することを宣言。その原動力として、破壊力ある打線の編成をポイントに挙げた。城島の加入により、自身が1番打者でけん引した85年日本一打線に「ヒケは取らない」と強気の発言も飛び出した。
城島という駒が加わり、24年前の記憶がよみがえったのか。真弓監督が来季の攻撃能力に自信のひと言を放った。自身が1番打者としてけん引した85年の最強打線と比べてどうか?
「みんなが調子のいい状態にもって行けば、ヒケを取らない打線になってくる」。金本、新井やブラゼルといった現有戦力。桜井ら若手の台頭にも期待が持てる。もちろん、すべてがうまくいった場合だが、そのときのエネルギーはすさまじい。指揮官はそんな感触を得た。
大きな可能性を秘めた2010年打線がV奪還のキーポイントになる。就任1年目の今季は、開幕から主砲金本の打棒が爆発したが、打線全体にまで波及することはなかった。4月は11勝11敗1分けと貯金0で波に乗れなかった。指揮官にはこの反省がある。「スタートダッシュがつかなかったから、スタートから行きたいね」。開幕ダッシュを至上命令と自らに課し、シーズンで優位な立場を築くことを描いた。
その開幕ダッシュの原動力となるのが、強力打線だ。城島が打線に一枚加わるだけで、桜井を8番に据える重量感ある打順が組める。そして各打者が乗っていけるのも4月の時期と見ている。「どれだけ破壊力のある打線が組めるか。それがスタートダッシュの鍵になる。バッターは1人が良くなると、他の打者も引きずられてよくなることがある」。日本一に輝いた85年は真弓監督も含め、バース、掛布、岡田らそうそうたる強打者が相乗効果で破壊的なチームの攻撃力を生んだ。
その再現を図るのが、指揮官の使命でもある。打順に関しては構想はあるが、まだ何も決定しない。「キャンプやオープン戦を見て、その時点でベストを組むのがいい。城島が入って、いろんなパターンを考えられるようになった」と指揮官は言う。並べ方によって、それぞれ違った魅力を放つだろう。春の時期に見極めを慎重に行う考えだ。整備中の投手陣をかみ合わせ、来季は開幕からペナントレースの主役を奪う。
[2009年11月26日11時29分
紙面から]ソーシャルブックマーク




