日本野球機構(NPB)は、2011年度をメドに審判部と記録部のセ・パ担当制をなくす方針であることが26日、分かった。来年度は準備段階として両リーグ審判員の帽子とロゴを統合。その後、混合での配置に向けて待遇面などを統一し、垣根を取り払っていく。これにより、例えば甲子園で阪神戦を受け持った審判員が、次カードは京セラドーム大阪でのオリックス戦に回ることが可能になる。毎年3億円の赤字が見込まれるNPBとしては、経費の大幅削減が可能になる。

 [2009年11月27日8時27分

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