阪神史上最強助っ人ランディ・バース氏(55)が「真弓発言」に“ダメ出し”だ。26日、奈良県庁で平城遷都1300年祭の寄付金贈呈式に出席。25日、真弓明信監督(56)が城島加入の来季打線を、85年日本一打線にヒケをとらないと自信を見せた言葉に対し「あくまでジョークだろ」とバッサリ!?

 荒井正吾奈良県知事(64)から来季Vへの秘策を問われたが、まだまだ補強が必要と冷静に分析した。

 2度の3冠王に輝いた猛虎史上最強の助っ人は、トークでも歯に衣(きぬ)着せぬ「豪快弾」を放った。右の強打者、城島が加入。真弓監督が25日、自身が1番でけん引した85年の日本一打線にも通じる手ごたえを宣言していた。しかし、この強気の言葉を伝え聞くと「イッツ

 ア

 ジョーク?」と、2度繰り返し夢プランを打ち砕いた。

 「城島は助けになるだろう。でも、問題を解決する所までいかないだろう。85年と同じレベルのクリーンアップというのは、それは、真弓監督のジョークだろう」。

 85年V戦士仲間。真弓監督を思い、タイガースに強い愛着があるからこそ、冷静な分析に終始した。85年の破壊力のすごさをあらためて持ち出した。

 「(85年は)掛布が40本、自分が54本。2人で本塁打を94発打ったんだ。1チームの本塁打数に匹敵するほどだったんだぜ」。

 確かに今季のタイガースのチーム本塁打数は106本。対して85年は219本塁打。鳥谷、金本、新井の今季クリーンアップ3人あわせても56本で、バース氏の54本のほぼ1人分。城島1人が入ったとしても、まだまだ足りないという主張はもっともかもしれない。

 阪神ファンという荒井奈良県知事から来季Vへの秘策を聞かれると、迷わず、さらなる打線強化を訴えた。

 「85年は、すごいパワーヒッターのチームで、目立たなかったがピッチングスタッフも非常にいいチームだった。(同じように勝つためには)もう少し、パワーのある選手をどっかから集めてくるしかない」。

 ただ、冷たく言い放ったのではない。盟友の真弓監督に美酒を味わってもらいたいとの思いは強いからこそのゲキだった。

 バース氏は、現在、米オクラホマ州議会上院議員を務めており、日本シリーズと同時期の来年11月に改選を控える。シリーズ進出を果たしても、来日がかなうかどうか分からないが「(日程など)選挙次第だ」。笑みとともに首を傾けた仕草は“困った日程”になることを期待していた。

 [2009年11月27日11時47分

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