ソフトバンク秋山幸二監督(47)が25日、今年初めて新人合同自主トレを視察した。午前9時半から午後3時まで、5時間半にわたってルーキーたちの動きに目をやった。5人中4人を高卒が占める新人に「秋山流のススメ」をアドバイス。西武時代に高卒4年目で開幕1軍、翌5年目でレギュラーをつかんだ自身を引き合いに「まずはケガをしない体をつくってほしい。(自分は)1年目からコツコツやっていたからね」と焦らず土台作りから始めることを勧めた。

 約5分間の訓示では「何の練習をやるにしても、いろんなことを意識してやるように」とも助言した。キャンプでは新人全員ともB組(2軍)スタートが濃厚。じっくりと育成する方針だ。もちろん昇格への道も閉ざしてはいない。「アピールすればチャンスはある。(A組に)上がれるかもよ」と期待していた。

 [2010年1月26日12時18分

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