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岡田監督、投壊現象にブチ切れ

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 オリックス岡田彰布監督(52)が15日、投壊現象にブチ切れた。西武との練習試合で先発の山本が6回10安打2失点。「打たれすぎや。オレの方が(配球を)知っとるで」とバッテリーをばっさり。試合中には山本を「勉強不足」と注意した。再建に力を注いできた救援陣でも7回の延江、8回の加藤で合計5失点とゲームを壊し、指揮官の怒りは収まらなかった。

 人は限界を通り過ぎると笑うのだろうか。試合後のベンチ裏だった。薄ら笑いも交え、怒りの岡田節がさく裂した。「山本は打たれすぎや! 何か(問題が)あるで。変えんと。ナメられすぎや」。雷の落下地点は5回までに10安打の山本だけでない。1-2の7回に2安打とボーク、四球で自滅した延江、8回に被弾した加藤も当然ながら的になった。「延江は(球を)置きにいったらアカン。加藤も(失点が)余分やわな。負けてる時に辛抱してほしい、そういう展開やんか」。一気のまくし立て。その後ろを選手たちが背中を丸めて静かに通り過ぎた。

 特に山本の2失点目を問題視した。2回2死一塁で高山に低めの変化球を強振され、三塁打を許した。

 「ローボールヒッターになんであれを初球にいくねん。(阪神監督から)1年ブランクがあって、交流戦で4試合しかないオレの方が(配球を)よう知っとるで。間違ったことしたらアカン。パ・リーグが相手になるとやられとる。研究も勉強もしてん!」

 試合中には山本を勉強不足と厳しく注意した。伏線は10日の日本ハム戦。先発山本は3回に133キロの高めの球を二岡に安打された。「二岡に高めはダメやん。高めしか打てへんの12球団みんな知ってる。信じられん」と話していた。予習すれば防げた。準備を怠った末の“再犯”に堪忍袋が切れた。

 昨年のチーム防御率は12球団ワーストの4・58でも岡田監督は「個々の能力はある」と言い張る。だが、能力を有効活用していないのだ。この日の雷も個人攻撃が目的ではない。打者を攻略する配球への意識向上だ。試合後は「これはバッテリーの共同作業や」と捕手との勉強会を求めた。オープンは残り1試合。指揮官を笑顔にさせる猛勉強が始まった。

 [2010年3月16日11時31分 紙面から]


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岡田彰布

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