<日本ハム3-1巨人>◇19日◇札幌ドーム
日本ハム先発のルーキー増井浩俊投手(25)が、7回途中5安打1失点で2勝目を挙げた。140キロ台の直球に変化球を織り交ぜ、巨人打線を坂本のソロ本塁打1本に封じた。札幌ドームでは無傷の2連勝。「相手も相手なんでうれしいですね」と、さわやかに振り返った。
静岡出身の右腕は、巨人を見て育ち、実は「小学校時代は巨人ファン」。重量打線に対し「自分のストレートを信じて、開き直って恐れずに行こうと決めてました」。相手打線の早打ちで奪三振はゼロだったが7回途中まで65球。「精神的な疲れはきていた」と、リリーフに託したが堂々の内容だった。
気持ちが高ぶる対戦もあった。駒大、東芝時代に何度も対戦した同学年の長野(日大、ホンダ出身)とのプロ初対決だった。09年の都市対抗では被弾しており、この日は2打数1安打。「やっぱり意識はありました。今日も打たれましたけど」。苦笑いにも余裕すら感じられた。
4月27日オリックス戦以来の白星。直球は計37球で、4回にはラミレスに5球連続の直球勝負で打ち取った。厚沢投手コーチは「昨日のケッペルと一緒で持ち味を出すことだけをやってくれた」と評価。新人右腕は「これからどんどん上がって行きます」と、ファンに活躍を誓っていた。【村上秀明】
[2010年5月20日10時56分
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