交流戦8連敗を喫したヤクルトが、23日の日本ハム戦の練習から元コーチの伊勢孝夫氏(65)を臨時コーチとして緊急招聘(しょうへい)することが22日、分かった。現在は野球評論活動を行っている伊勢氏は、野村監督時代に「ID野球」の推進役としてチームをサポートし、その後も手腕を買われて巨人のコーチ、スコアラーなどを務めた。卓越した打撃理論や野球知識には定評があり、低迷の続く打線のテコ入れ役として、ベンチ入りはしないがチームに帯同する。
連敗の元凶が貧打であることは明らかだ。単純に打撃技術が低いだけでなく、試合状況に応じた進塁打や、バッティングカウントからの狙い球の絞り方など、お粗末な限り。打線として機能させるためには、現役時代に「伊勢大明神」として他球団を恐れさせた分析力は心強い。若手育成はもちろん、データ収集にも細かく意見するタイプの伊勢氏の存在は、チームの起爆剤にもなりそうだ。
[2010年5月23日8時11分
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