ソフトバンク秋山幸二監督(48)が24日、球団が検討している今オフの若手選手ウインターリーグ派遣に賛同した。「試合に出られるかどうかという問題はある。でも、行くことで学ぶところはある。どう練習しているのかを見ることも勉強になる」と話した。

 球団は元南海監督を務めたドン・ブレイザー氏の息子、ケント・ブラッシングゲーム氏(41)らと今月22日に駐米スカウト契約を結んだ。その際、小林至取締役(42)が、オーストラリア、ドミニカ共和国、メキシコ、ベネズエラを候補地にウインターリーグへの選手派遣を検討する方針を示していた。

 ソフトバンクの同リーグ選手派遣は06年秋が最後。08年オフも大場を候補として検討したが、出場機会が確保できない理由で断念している。現場トップの賛同によって、今後さらに議論が進められそうだ。

 [2010年5月25日11時37分

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