<阪神1-3西武>◇26日◇甲子園

 42歳、まだまだやれます!

 阪神下柳剛投手が、西武戦で6回5安打2失点と好投した。先発陣が不安定な中で、16日に誕生日を迎えた左腕が、42歳初登板で貫禄(かんろく)の投球。援護に恵まれず4敗目を喫したが、健在ぶりを見せつけた。

 熟練の奪三振ショーだった。今季これまで1試合の奪三振は3が最多。この試合までパ・リーグ首位打者だった中島から3つ、全部で8つの三振を奪った。そのうち5つのウイニングショットがフォークだった。

 昨季5月27日には甲子園で石井一とのベテラン左腕対決を制した。再戦となったこの日、2回1死二、三塁からGG佐藤に高く浮いたスライダーを外野に運ばれ先制された。「先に点をやったらいかんのよ」と、悔やんだ。

 前回登板の13日日本ハム戦(甲子園)では1回2/3を6安打4失点で今季最短KO。日程に余裕のある交流戦で登板機会がなくなり、翌14日に出場選手登録を抹消された。20日のウエスタン・リーグ広島戦(マツダ)で調整登板を経て、帰ってきた。久保投手コーチも「ずいぶんよかったと思います。フォークもよかったしね。(1軍登録)抹消中にやれることをやってきたんじゃないかな」と修正能力に感心した。百戦錬磨のベテランは、まだまだ老け込まない。【鎌田真一郎】

 [2010年5月27日11時16分

 紙面から]ソーシャルブックマーク