<巨人1-0楽天>◇7日◇東京ドーム

 楽天は連勝が3で止まり、交流戦の首位から陥落した。

 楽天は昨季日本一の巨人と総力戦を展開したが、延長10回に力尽きサヨナラ負けを喫した。先発ダレル・ラズナー投手(29)が7回2死まで無失点と好投。ブルペンも奮闘したが、最後は5番手川井貴志投手(33)が小笠原に犠飛を打たれた。

 万策を尽くした。1死満塁、打者小笠原と絶体絶命の場面。ブラウン監督がナインを集め、ハッパをかけた。左翼に入っていた内村がグラブを内野用に取り換え、二、三塁間に入り、かつ内野全体に超前進守備の指示を出した。シーズンでは初めてとなる内野5人シフトを敷いたが、打球は無常にもその上を越えていった。初の勝率5割到達に失敗したブラウン監督は「どうしても勝たなくてはいけない試合だった」と無念の表情。だが気を取り直し「ジャイアンツは本当に強い。よくここまで苦しめた。やるべきことをすべてやって。今後が楽しみ」と選手をねぎらった。【宮下敬至】

 [2010年6月8日9時31分

 紙面から]ソーシャルブックマーク