<オリックス2-9巨人>◇9日◇京セラドーム大阪

 オリックスは「岡田投手コーチ」が手腕をふるうことなく9失点で完敗した。エース金子千が初回に2点、2回に3点を奪われたのが致命傷になった。連勝は3で止まり、交流戦首位からも陥落した。

 星野投手コーチが体調不良でこの日から休養。育成担当の小林コーチをベンチに入れたが、投手交代の判断などは「全部やるよ」と岡田彰布監督(52)が一手に請け負った。

 実質の投手コーチ兼任となった指揮官。3回以降、立ち直った右腕に「これからも金子が中心で投げなあかんのやから。あの回までは行かそうと思っていた」と8回まで続投させた。2死一、二塁で高橋由を迎えた場面では「ここで打たれたら交代や」との言葉を小林コーチに託しマウンドに行かせたが、ダメ押しの2点打を浴びた。

 「3回から(の投球)を見てたらもったいな過ぎるよな。精神面?

 そこまではオレには分からんよ」と岡田監督。エースに復調の気配が見えず“新体制”は苦難の船出となった。【柏原誠】

 [2010年6月10日11時18分

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