<ソフトバンク4-2巨人>◇12日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンク和田毅投手(29)が巨人打線を沈黙させた。7回4安打無失点で東野に投げ勝った。今季9勝目、交流戦5勝目、交流戦通算18勝目はいずれも12球団単独トップとなった。「足さえつらなければね…」と顔をしかめた。左足がけいれんして今季初の完封を逃したからだった。
最速は142キロでも、球速以上のキレでねじ伏せた。直球で安打を許したのは、左足のけいれんが始まった6回の小笠原だけ。1回2死一、三塁のピンチも阿部を内角の直球で三邪飛に打ち取った。「制球は良くなかったけど、球自体は良かった」。スコアボードに次々と0を並べた。チームも今季最多の貯金10となり、秋山監督も「和田が期待に応えてくれた」とねぎらった。
前夜はオーティズの誕生パーティーに顔を出すなどリラックス。登板前のストレッチ中にオリックスが勝って交流戦V3が消滅したことを知ったが「リーグ優勝がなくなったわけじゃない」と切り替えた。6月はこれでプロ入りから17勝3敗。5月14連勝中の杉内が「ミスター・メイ」なら、和田は「ミスター・ジューン」。頼れる背番号21が、先頭に立ってチームを引っ張る。【太田尚樹】
[2010年6月13日8時31分
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